今シーズン終了報告

10/17 今シーズンの大会日程が終了しました…

それは6年生にとって学童野球が終了したことを意味します。

千歳ライトニングスは過去数年、6年生が少なく残念ながら他のチームと比べて力の差があり、野球とは言い難い試合が続いていました。今シーズンは5年ぶりに6年生の団員が8名と期待できるシーズンが春にスタートし、6年生が千歳No1のチームになりたい!と目標を立てシーズンをスタートしました。しかしコロナ禍の影響で長期に渡る活動自粛期間が3回と練習出来ない日々と大会が中止になる日々が続きました。他の千歳市内のチームも含め、本当に6年生にとっては辛い1年間だったと思うばかりです。

野球(学童野球)と言うスポーツは、いきなり試合に出れる子は存在しません。試合に出れなくても、上級生の試合を見て何かを感じ一つ一つプレーを覚え、時間をかけ子供たちと日々コツコツと同じことの繰り返しでやっと、野球の基本(体の使い方、野球に対する心構え)を覚え試合に臨む事が出来ます。

今年の6年生も正しくそうでした。6年生が入団したころは試合ではエラー、投げれば暴投、打てば

バットにかすりもしない… 思うようなプレーが出来ない歯がゆさもあり、失点されれば気持ちが

切れ集中力が無くなりチームの元気が無くなり、お決まりの負けパターン…

それでもコーチ陣が長期的にコツコツと同じことを繰り返し指導し、6年生は本物の野球選手に

なってくれました。コーチ陣には感謝しかありません。監督はいつも腕を組み選手の動きや行動を

確認し、やっとこんなことも出来る様になったな~ あんなことも出来る様になったな~と感心しながら子供達を見守っていました。

それでも、千歳市内のチームは強敵ばかりで簡単には勝てません。千歳No1を目標に戦い続けるも

チームは一進一退の状況が続いていました。ただ間違いなく言えるのはチームは少しずつ生まれ変わり、教えたこと、やらなきゃいけないことをしっかり出来るチームに成長していきました。

そして10/17 今シーズン最後の大会が始まります。試合内容は父母の皆さんが知っての通りですので省きますが、6年生主体で臨み1回戦を勝利、2回戦で敗退するも、2試合共にチームが一つになり最高の試合・最高の野球を2試合してくれました。泣く… 他のチームからすれば普通の試合かもしれませんが、千歳ライトニングスの今までの歴史やチーム状況を考えると意味深い試合だったと思うばかりです。最後の最後に子供たちが野球で成長した姿を父母の皆様に見せることが出来て本当に良かったです。試合には負けて千歳No1にはなれず本当に悔しい思いはありますが、子供達が現状出来るプレーを100%、出し切った思いを感じます。

試合後の子供達の笑顔(集合写真)を見ればそんな印象を感じます。

最後になりますが千歳ライトニングスでは野球の基本を指導して来ました。

野球に対する心構え、プレーへの積極性、大声野球、親への感謝、ボールを取るためのグローブの出し方、ボールを打つまでの準備の必要性etc・・・

野球辞典があればまだ10ページ位です。これから中学・高校と野球をしていくうえで大事な基本を

指導しただけです。何事も基本があっての応用です。君たちの野球人生はスタートラインをスタートしたばかりです。君たち自身で野球辞典を読了し素晴らしい野球人生を送って下さい。

誰か一人でも甲子園でプレーする選手が現れる事を楽しみにしております。

監督より

 

最後に一言… 君たちのボールへのカバーリングは千歳No1のカバーリングで間違い無し!!